2021年06月13日

むにむに製作所 着ぐるみマスクカスタムレビュー vol.2(初音ミク カスタム編)

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先にTwitterで公開しましたが、去年に死蔵していたマスクをカスタムした話を書きましたが、そのあと真面目になんか版権キャラをカスタムしたいな、と思い立って、別のマスクをベースに初音ミクのカスタムを作りましたので製作レビューなど。
今回もむにむに製作所のソフビ面をベースにしています。使ったのは、ビューティーEXタイプです。
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前回からの変更点
まず、去年のレビューを書いた後、作り方の反省や再検討をして今回の製作にあたり、色々手順を変更することにしました。

ウィッグベースは作らない
ウィッグベースはドールからきている発想ですが、そもそもそんなもので作っても後頭部の形状は量産ドールと違って統一化されてないから意味がない、ということに気が付いてなくすことにしました。ウィッグベースをつけた状態では取り扱いは簡便にはなるのですが、ベースとヘッドの境目が結構気になるというデメリットもあるのも理由です。一応ウィッグで隠れるのですが、ないにこしたことはないですからね。
そのため、直接ヘッドに穴をあけて、ウィッグ取り付け用のスナップボタンをつけるようにしています。この相対配置を共通化することで、違う形状の着ぐるみヘッドでも問題なく簡易に脱着、かつ強力に固定できるようになりました。ここに掲載した動画のように首をぶんぶん降ってもツインテの重量に負けてウィッグが抜けることはありません。そんなわけで、前に作ったヘッドでも今回のタイプに合わせて取り付け方法を修正しましたので、今回作ったウィッグを装着できますし、逆も可能です。
覗き目穴を作る
前作を作ったあと、全身肌タイツも作りましたので、実際に仮撮影してみたのですが、どうも撮影すると顔が上向きになる。。と思ったら、アイホールが実際の目の位置よりはるかに下にあるので、目の位置を合わせるために上見がちになるのが原因でした。
撮影するのに色々不都合なので、カスタムアイのデザインをするにあたり、ここは使わないことにしました。アイデザイン制約も出ますしね。今回は眉毛のところに穴をあけています。
二つのウィッグの結合方法
最初のバージョンでは強度不足を怖がって下地の布をベースにウィッグを縫いつけて、それを結合することでニコイチを実現していましたが、実際に作ってみてそんなことをしなくても問題なかったので、今回は直接縫い合わせを行っています。そうすることで、伸縮度が上がるので装着のシルエットがよくなります。

あとは、今回のヘッドカスタムについて説明を進めます。

ヘッド後頭部パーツの接続
まずヘッドの後頭部にくっつけるプラパーツですが、このヘッドの場合、このパーツのヘッドとのつなげ方は前回使ったヘッドよりも、ヘッドの深さが浅いので後頭部パーツはテープでくっつける場合には、ソフビとプラパーツを重ねないでつなげるのが仕様です。そうすると前の直接パーツをねじ止めする方法は使えませんので、結合用に0.5m厚のプラ板を足して結合用のジョイントとして使うことにしました。これで、後頭部プラパーツをサンドイッチすることでソフビと後頭部パーツをねじ止めします。これで、完全に一体化した強度のあるヘッドが出来上がります。
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ウィッグの製作
今回もウィッグはニコイチで作ります。ベースはアシストウィッグのPremiumシリーズの加工用ウィッグでターコイズ色を選択しました。加工用ウィッグは、ウィッグの根元にふかしというウィッグボリュームを上げる綿状にウィッグ毛が加工されたものが入れられていて、これにウィッグをうまくかませると立体的な形状に盛ることができる特別製です。
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まず、ベースとなるウィッグの後頭部を切ったあと、差し込む片方のウィッグを切って縫ってつなげます。つなげるのはウィッグを縦につないでいる部分で、そこを30~60番の太目の糸で縫いつけます。手持ちのミシン糸ではレジロンの#50が緑色であったので、それを使って手縫いで縫い付けました。
また前髪部分も2つをずらして重ねて前髪を伸ばすように縫い付けて、ボリュームを追加します。これは初音ミクの特徴的な前髪を再現するために必要です。
ウィッグを繋げたら、裏からスナップボタンをつけてヘッドに結合できるようにします。今回もスナップボタンは頭頂部に25mmの大型ボタンをつけて、あとは左右と後頭部に14mmぐらいのものをつけました。
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ウィッグのスタイリングは、アシストウィッグで公開しているふかしを使った盛り方動画を参考にしてやっています。
原理としては、表面にかぶせる部分と盛る部分をヘアクリップでわけて、盛る部分は櫛で引いてもじゃもじゃしてボリュームを上げた状態で、形状を整えつつウィッグ固定スプレーで固定します。そのあと、ヘアクリップでよけておいた表面にかぶせる部分を戻すという感じです、そうすると、みため表面が固めていないように見える形で自然に形状を作れます。あとは表面の毛の先端だけウィッグ固定スプレーで固めてあげて固定します。ただ、そうやってもあまり位置を曲げるとバラけてしまうところもありますので、そういう場所は先端だけほんの少量の透明ボンドでその位置にある髪の毛にくっつけます。
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実際の正しい初音ミクの設定では、初音ミクのツインテは後頭部からわけて結い上げなのですが、これを真面目にやるのはかなり大変なので、今回は行っていません。実際に行う場合には髪の毛を分けてもウィッグのベースが透けない、アシストウィッグの高密度植毛されたウィッグを使う必要もあります。単純に後頭部はボブカットして、ツインテはバンスでお茶を濁してます。

髪飾りとヘッドフォン
こちらも今回作成しました。安易にコスプレ用のが使えないかなと思って、アシストウィッグで売っているものの寸法図をみたのですが、髪飾りは兎も角、ヘッドフォンは着ぐるみの頭だとヘッドが大きすぎて装着できないことがわかったのと、おそらく人間用を使うとイヤー部分が小さすぎるだろう、ということで自作することにしました。
ヘッドフォンはタミヤの白色プラ板 0.5mm厚と0.3mm厚で外形形状、中身はダイソーで売っている5mm厚ぐらいの高密度発泡スチロール板を4枚程度積層して作っています。

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プラ板同士はタミヤのプラモ用接着剤、及び流し込み接着剤で接着し、発泡スチロール板同士、あるいは発泡スチロール板の接着は発泡スチロール専用接着剤で行っています。基本は同じスチロール樹脂なので、どちらの接着でも同じ接着剤が使えるのですが、プラモ用は濃度が濃すぎるので発泡スチロール板に多量につけると板が溶けて穴が開いてしまうので要注意です。
まず型紙を作ってから、それに合わせて平面部分は厚めの0.5mmで作り、曲面部分は0.3mm厚のもので作ります。このぐらいの厚みですと、ハサミやカッターで簡単に切れますので、簡単に形状を作れます。また、ここで使う接着剤は速乾溶着タイプなので、接着後にすぐに強度が出ますし、流し込みすれば垂直に板を結合することも可能ですから、今回のようなヘッドフォン形状は簡単に作ることができます。
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表面の赤や黄色のイルミネーション部分は形状を作った後に、その部分の穴をあけた0.5mm厚プラ板をもう一枚張り付けて、それによりモールドを形成しています。この状態でヤスリがけしたあと、黒サフを吹いて再度磨いたあと再度サフをふいて、塗装です。
赤部分はガイアカラーのプライマリーレッドメタリックを塗装するだけのつもりでしたが、赤色の濃さが足りなかったので、さらにクリアーレッドを塗装しています。そのため、結局のところはキャンディ塗装ですが、ベースにプライマリーレッドを使っているのでムラにはなりにくいです。黄色部分は十分に発色してくれたのでプライマリーイエローのままです。いつもなら、ここでさらにクリアーを吹いてオーバーコートするところですが、例えば落下破損などしたときの修理するときの部分再塗装で邪魔になるので、今回はオーバーコートなしにしています。
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マイク部分は5mmの角棒を4本束ねて接着し、あとはヤスリで形状を整えて塗装しています。緑の部分は蛍光グリーンで塗装です。それに穴をあけて、園芸用の3.5mmアルミ線に熱収縮チューブを被せたもので、イヤーホーン部とつなげています。
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ヘッドフォンを繋げるバンド部分はスチールに黒塗装された長さ50cmの穴開き曲げ板(曲板チドリ)を使っています。これを適切な長さで切ります。さらに耳当てに取りつけできるようなミミを1.2mm厚のプラ板で作り、それを耳当てに接着し、ねじ止めできるよう穴をあけてつなげます。このままですと見た目がダメなので、ラリッサという光沢のある分厚いエナメル加工された生地を外表で筒状に30番の太い糸で外表で縫い合わせたあと、さらに両端にステッチを入れて平らな形状に修正したものをかぶせます。

髪飾りもプラ板を積層して作っています。こちらは1.2mm厚のものを黒部分は三枚積層して、赤の部分は積層しない形にしてモールドを形成しています。角の接合は流し込み接着剤で流し込んでいるだけですが十分に積層することで強度が出ます。なお、1.2mm厚のプラ板は普通のハサミやカッターでは切れませんので、アクリルカッターで切断します。塗装についてははヘッドフォンと同様です。
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アイ
今回はアイもカスタムで作りました。基本的にはむにむに製作所の公式サイトで案内されているような方法で、PCでデザインしたアイを伸びるシールの上に印刷して、それをアイプレートの上から張り付ける方式です。なお、アイプレートはすでにシールが貼ってあるものとカスタム用で貼っていないものが売ってます。後者があればよいのですが、前者を使ってもシールは簡単に剥がせるので問題ないです。なお、シールの糊が多少残るときもありますが、前回は素材がよくわからなかったので、溶剤をつけるのにかなり躊躇していましたが、色々試したところ無水エタノールでもシンナーでも特に割れることはなかったので、あまり気にしなくてもそこらへんを使ってきれいにしてよさそうです。
デザインのためのソフトとしてはうちにはPaint系のソフトはPhotoshopやクリスタがあるのですが、こういう幾何学模様をデザインするのに使うイラストレーター系の市販ソフトがありません。そのため、今回はフリーソフトのInkScapeを使ってデザインしています。このソフトは今回初めて使ったので、かなり癖のある仕様から結構試行錯誤しましたが、なんとか今回のデザインにもっていっています。↓が最終的に完成したデザインです。
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むにむに製作所の公式サイトではアイの形状が描かれているデザインシートの画像データが配布されていますので、それを基底レイヤーにおいて、その上にデザイン用のレイヤーをかぶせて、プリンターの能力に合わせて300dpiぐらいで印刷したときに実物の大きさと同様になるぐらいで画面設定をして描きます。
ここらへんは、普通のドールのレジンアイのデザイン設計にも使えそうなので、そのうち作ってみるつもりです。
今回使った印刷シールは、A-Oneの「ぴったり貼れるのびるラベル 白フィルムタイプ」で印刷に使ったのはEPSON EP-706A(純正インク使用)です。一応この組み合わせで印刷はできるのですが、結構フィルムに塗布されているインク固定用素材の問題か見た目荒く印刷されてしまうので、近づいてアイを見ると汚いです。ただ、着ぐるみ用途では離れてみることが普通ですし、写真に撮るとわからなくなるぐらいなので、実用上は十分でした。
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ただ、印刷面は水分に弱いのでアイプレートの上に張った後は、ラッカーのクリアーでオーバーコートしないとダメかと思います。

メイク
メイクは前回と同様にラッカーで手書きして、チークはおおむねエアブラシで入れて、パステルで微調整しています。唇だけは、パステルをいれたあとにクリアーでオーバーコートです。基本的にはドールメイクの技術で描いてますので、特に目新しいことはありません。

ヘッド内部の緩衝材
前回は装着まであまり考えてやっていなかったのですが、今回は入れました。カインズホームでどでかいクッション(固めのスポンジ)が安く売ってたので、それを切って使っています。
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着ぐるみ用肌タイツ
着ぐるみ用全身肌タイツも市販品を買ってもよかったのですが、折角なので自作してみました。布はCLOTHiCで売ってた2Wayのストレッチのレオタード肌色生地を使っていますが、厚みがかなりあるので硬いのと伸縮率も20~30%ぐらいで追従性が悪かったので、ちょっと生地選択はよくなかったですね。おかげで何度も試着・調整する羽目になりました、、、。厚い分、肌の隠蔽はよいのですけども。たぶん、肌タイよりも偽乳用ブラを作る時などの方がいい生地ですね。すごく丈夫な生地なので。
なお、基本的には縫い合わせ強度と伸縮度が重要なので、可能な限り縫い合わせはすべてロックミシンで行っています。普通のミシンを使っているのは指先など特定部分だけです。

そんなわけで、一通り作ったのでお部屋で自撮りなどしてみました・・・が撮影が難しいです。うちにあるレンズはドールのポートレート向けの50mm前後のものばかりなので、こういうのに向いてる35mmがないのですよね。ズームレンズで調整して撮ってましたが、結局納得いかないので、最終的にスマホで最後は全部撮ってました。正直、そっちで撮ってた方がうまく撮れるという・・・。まぁ人物ポートレートは慣れてないから、自分は撮影が下手くそなので、そういうときは全自動なスマホの方がきれいに撮れますね。
なんか色々撮っててやっぱり初めてなので楽しいですね。でも、こうなると野外撮影までしたくなり、泥沼になりそうなので、これで止めておきます。

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2021年05月28日

乙姫&けものひめ サマードレス製作

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去年に立川のユザワヤで夏向けの薄地生地を秋の売り尽くしセールで1.5m幅2mほど購入したので、夏に向けて乙姫と寧々ちゃん向けにドレスを作りました。乙姫の方は、公開されている長袖ワンピースの型紙をベースに、袖部分をフリル、スカート部分は2段のギャザースカートに変更しています。スカートの縁はロックミシンで巻きロック処理しています。
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けものひめの寧々ちゃんの服は胸部分のみ新規で型紙を起こして、他は雰囲気で作ってます(ぉ 型紙を1cm方眼スケールと一緒に撮った写真をいれておきますので、作成に興味のある方は参照ください。胸のフリルとかも出来上がり寸法から2倍の長さを目安に作って、端を巻きロックして処理したあと、ギャザーを作ってくっつけてます。
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なお、今回は胸の部分だけは1枚だと透けてしまうぐらいなので、裏地をつけています。
肩紐は適当なサテンリボンでもなんでもよいかと思います。自分は長めに作って、片方だけ縫い合わせて後ろ側はスナップボタンで留めています。
ギャザースカートはお好みですが、けものひめの方は1段目は1m、2段目は2.5mぐらいのたっぷりの布で作って、乙姫の方は1段目90cm、2段目は2mぐらいで作っています。けものひめの服の2段目のスカートの端は、水色の糸で巻きロックした3mぐらいのフリルをつけています。まぁ、生地を2mも買ってしまったので、使い切る感じで裁断したので。
というわけで、適当に写真など。これで夏は乗り切れるので、秋向けの服でも考えましょうか。
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2021年05月09日

人用ウィッグ改造による乙姫向けウィッグの作成

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最近段ボールにしまい込んでいた、等身大ドール向けのものを断捨離していたのですが、古いあまり質の良くないウィッグをいくつか見つけました。そのまま捨ててもよかったのですが、折角なので試しにあまり手持ちがない乙姫向けのウィッグに転用できないかな、と思って試してみてそこそこ使えそうなのでメモ代わりに書いておきます。
乙姫のウィッグはヘッドサイズ16インチ(約40cm)ですが、人間用のウィッグは一般的に最大59cm程度です。そのままですと当然大きすぎなので、バッサリ切ってしまうことになります。
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色々試行錯誤した結果、一番の外周が41cmぐらい(縫いしろ抜き。縫いしろ1cm程度ありで42cm程度)になるようにして、ネットで人工皮膚が入っている部分ぐらいを中心から12cmぐらいになるように切れば、大体うまい具合に合うようです。といってもウィッグによってつくりは微妙に異なりますので、最初はちょっと切る場所を少な目にして、しつけ糸で仮縫いをしながら大きさを合わせる感じになるでしょうか。
切断はウィッグの糸束が縫い付けてある部分を境に切ります。縮めるときはそこで縫い合わせることになります。
結合はミシンで縫ってしまうこともできますが、家庭用ミシンだと難しいかもしれません。特に人工皮膚の部分は皮を縫うのと変わらないので、おそらくパワー不足なので手縫いしましょう。縫う前にしつけ糸で手縫いで合わせてから、縫い込んでしまいます。職業用ミシンだと、綿やファー生地を縫うための特殊な押さえがあるので、それを使うとウィッグの糸がミシン針に絡まないのでお手軽に縫えます。
なお、そのままですと前髪が長めになりますので、カットはした方がよいかと思います。
そんなわけで、こんな感じにできました。裏面は結構雑に縫っている感じになっていますが、表から見ると上に髪の毛がかぶってくるので意外にわかりません。
PARABOX公式のラインナップにはない明るいビビッドなグリーンのウィッグも作りました。昔に等身大ドールにマルチのコスプレをさせて飾っていたときのものですが、おまけでセンサーもでてきたので、磁石を埋め込んでくっつけられるようにしました。というわけで、こんな感じに。ここまできたら、ToHeartの制服でも作りましょうかね〜

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2020年12月22日

けものひめ 寧々ちゃんのサンタ服の製作 @2020年

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今年は久しぶりに作りました。たまたま別件で生地を買いに日暮里に行ったときに生地屋で訳あり価格で安くオーロラシルバーの2wayストレッチ生地を見つけたので(1m400円ぐらい)、これで何か作ろうと思ったのがきっかけですが・・・・。
前回の2年前作った時はロックミシンがなかったのでファー生地を縫い付けるのにえらく難儀しましたが、今回はロックミシンがあるので端処理もきれいにできるので、縫い付けもかなり簡単でした。
あとはざっくり材料について。赤い生地はベロア生地です。50cm分買ってきて、ファーはラビットファーの短布(80cm×50cmぐらいのもの)を短冊状に切って使ってます(端はロックミシン処理)。なおロックミシンがない場合は5cmぐらいのファーテープを使えば代用できます。
タイツはダイソーで人間用の黒タイツを買ってきて、切って端をロックミシンで閉じています。同じくアクセサリー的に使っているベルもダイソーで買ったものです。結構100均で買った材料も多いので、トータルで材料費2000円ぐらいでした。
そんなわけで適当に写真など。
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2020年11月29日

むにむに製作所 着ぐるみマスク カスタムレビュー

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以前にWFで等身大ドールのヘッドに流用できないかなーと思って買ったものです。たしか当時で7000円ぐらいでお手頃価格でしたので、ものは試しにということで買ったのですが、結局色々他の製作やってたりと後回しで放置していたので、折角なので組んでみることにしました。そんなわけで、畑違いの着ぐるみマスクカスタムのレポです。ちなみに本来の目的だったオビツ150へのヘッド流用ですが、ヘッドがあまりに大きすぎてバランス悪いのでちょっと使えません(ぉ
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この着ぐるみマスクは、一般の高価なFRPのフルフェイス型ではなく、前方だけソフビで構成して頭頂〜後頭部はプラの成型物をテープでくっつけて一体化して使う形です。この場合、まず問題としてテープでくっつけてるだけなので全体強度の問題、特にウィッグをのっけるため締め付ける形になるので、絶えずテンションがかかるのでよろしくありません。あとはウィッグが頭周66cm以上になるので普通のウィッグは使えないということと、後頭部部品はあとで頭からかぶる関係上、完全なのもあります。そこらへんを今回のカスタムで色々手直しもしました。

後頭部部品の接合方法の変更
公式ではテープでくっつけていますが、所詮粘着テープでくっつけても強度に不安が残りますし、使ってるとすぐぐらつく可能性が高いので、安直にねじ止めしました。ただ穴をあけて単純にくっつけると、穴の部分に負荷がかかって壊れますので、ゴムワッシャーをかませてゴムで樹脂部品を強力に挟みつける形て固定します。
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手順としてはテープで仮止め後、中心のところから1mmのピンバイスで位置固定したあとM3〜M4のねじが入るようにドリルで穴をあけて固定します。ねじは低頭の12〜15mmを使います。
この固定をすると完全にがっちり固定されて、ドーム型の立体構造物として安定しますので、強度的には一切不安がなくなります。

ウィッグ固定用のキャップを作る
ドールでも一部の製品であるのですが、普通の布キャップではなくプラなどの硬質な素材でキャップ状のものに植毛したものをヘッドにはめ込むものがあります。この利点は、固定さえきちんとできれば、装着も簡単でズレもでないことです。ただ、そのウィッグは完全に専用品になってしまうので、汎用品となるウィッグには使えません。今回はフルカスタムですから問題ありませんから、専用キャップを作ったあとにスナップボタンをウィッグとキャップにくっつけワンタッチで交換もできるようにしました。
作成方法は、たぶん誰しも子供のころに一度は小学校などの図工の時間に作ったことはあるとは思うのですが、面を新聞紙と糊で積層して作るというものです。要は元型の上から水で溶いた糊をしみこませた紙をどんどん張り付けて厚みを作って形状を作る方法です。
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 といっても普通のでんぷん糊を使うと強度やカビの心配も出てきますので、今回は木工用接着剤(酢酸ビニル樹脂)を水に溶いて、それを新聞紙や適当な紙にしみこませてどんどん積んで作成します。こうすると、最終的にはつなぎが紙の繊維になっている樹脂のカバーができあがります。完成品は叩くとカンカンと甲高い硬い音のするぐらいの強度になります。
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 実際の作成では、型はねじ止めしたヘッドを直接使えますので、まずはラップでヘッドを包んで保護したあと、べたべた紙を貼って行けばOKです(これをきちんとずれなくやるため、上記のねじ止めでの完全固定が重要)。そのまま1日ほど置いてある程度乾いたら外したあとに、さらに保護ラップをはがしたあと、さらに数日乾燥させれば完成になります。ねじの組んであるところを超えるところまでキャップを形成することで、このねじ部分の出っ張りがロック機構の代わりとなり、完成したキャップはぴったりヘッドにはまりズレも出なくなります。
なお完成後に耳の上は肌色で塗装しました。ウィッグをかぶせると横がちょっと見えても問題ないようにするためです。
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ウィッグ作成
ウィッグは頭周66cm以上あり、普通のウィッグ屋でも59cm程度までつけられるものしか売っていません。まぁ、着ぐるみレベルの大頭なんかいるわけないので当たり前ですけど。むにむに公式で専用ウィッグが売っていますが、いいお値段ですし自分の好きな色や髪型もできないな、ということで、ここは普通のウィッグをカスタムして使えるようにします。といっても普通のウィッグを使うのはこういうのに向かないので、コスプレ用のカスタム専用ウィッグを購入です。カスタム専用では前髪がかなり長めでカット前提になっているのと、毛量が普通のものより多かったり、毛の根元にふかし処理が入っていたりで特殊なセットをしてもウィッグネットまで透けにくい処理がされています。
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今回はアシストというコスプレ向けウィッグ販売店で売っているカスタム専用ウィッグを2つ購入して、これをニコイチにして66cmの大型ウィッグを作ります。たまたまセールをやっていて2コ目は半額だったので、2つで6000円ほどでした。公式ウィッグは8000円以上するので、一応それよりは安いです。
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※2つめのウィッグの後頭部の部分を下のように切り抜いて、上の写真のように切った場所に挿入する
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作り方としてはベースとなる1こ目のウィッグの後ろを切って、そこに2こめのウィッグの後頭部を縫い付ける形です。縫い付けるウィッグの下にベースの布をつけて、ごれごと1こ目のウィッグに縫い付けることで強度をキープしてます。また、前頭部も2こめのウィッグから該当部分を切り取ったあと、それを1個目のウィッグに縫い付けています。これで、前頭部の毛量のアップを行っています。前髪の方はインテール処理をするつもりだったので、そこの毛量が多めだった方がよかったのでこれをやっていますが、特にそういうのが不要であれば不要かもしれません。
あとは、通常のウィッグのようにカスタムしていきます。ざっくり切ったあとはドライヤーやウィッグ形状固定用のスプレーで今回はインテークとアホ毛を作っています。メイク後にやる場合にはラップで保護してやりましょう。
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キャップとウィッグの接合
キャップとウィッグは大型のスナップボタンをつけて、それで結合します。ウィッグ側もキャップ側もボタンは太めの糸でつけていますが、キャップ側はピンバイスで1mmぐらいの穴をあけてそれを通してつけます。これはキャップ表面に接着剤でくっつけると紙を積層して形成しているために、キャップの紙ごと剥がれる可能性があるためです。なお頭頂部のスナップボタンは30mmのものを使用していますが、これぐらいになるとボタンの厚みも結構あるのでそのままだとつむじ部分が膨らむので、周りにフェルトを敷いてそれが出ないようにしています。
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今回は前頭部、頭頂部、後頭部の中心線にそって3つをつけています。中心でがっちり固定しますので、回転のウィッグずれや外れは発生しませんが、寝るポーズなどをとる前提なら左右にもボタンを追加してきちんと固定した方がいいかもしれません。

ヘッドメイク
ヘッドメイクはマスクがソフビ製ですから、いつも自分が普通のソフビドールにメイクするのと同様に、ラッカー塗料を使ってメイクしています。ただ、最初は筆で描いていたのですが、等身大サイズなので、塗りムラが出たり、境界のアンチエイリアスがうまく出なくなっていたので、最終的には描いたメイクをベースにマスキングしてエアブラシでオーバーメイクの仕上げ塗装したあとに頬の赤みなどをエアブラシで足した後、最後に艶消しを吹いています。
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このヘッドの場合、アイは印刷済みの透明プラ板をアイホールにはめ込む方式です。アイプレートの上半分がサングラス状になっていて、マスクをかぶったあとはそこから外を見ることができます。そのため、はめ込み部分の端は上半分側は黒で塗装して透けがわかりにくいようにしています。なお、ラッカー塗装では塗膜がかなりしっかり定着しますので、基本はメイク後にアイプレートのはめ込みをしても塗膜がはがれることはないですが、ラッカー以外の水性アクリル塗料などを使うとおそらくはがれてしまうので、アイプレートをはめ込んだままでメイクした方がいいでしょう。
なお、アイプレートの素材はわからないのですが、もしABSなどの場合は有機溶剤に触れると樹脂が割れるものがありますので、はめ込んだままの有機溶剤を使う塗料は使うべきではありません。
ちなみにベースのヘッドには歯はありませんが、なんとなくヘッドの造形の情報量を多少でも上げてみたくてエポパテで造形してつけてみました。
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ちょっと自分でかぶってテストしてみましたが、取り回しもカンタンでいい感じです。
ここのマスクを買って、色々細かい部分で気になった方は参考にしてみてください。


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